みなさん苗木城をご存知でしょうか?
岐阜県中津川市にある、別名霞ヶ城と呼ばれる苗木藩の城です。
これがですね、山城は山城なんですが、山に土塁を築いて作ったり、石垣を積んで作った城ではなく、自然の巨石を使った山城なんですね。
元々この辺りは『鬼岩公園』という公園があるくらい、とてつもなく大きな石がゴロゴロしている地域なんですね。ですから本丸は再現されてはいないのですが、本丸の代わりに展望台として登ることができます。
駐車場に車を停めて、城を目指して歩いて行くと…見えました、見えました。
石垣と木を組み合わせた展望台のようなモノが見えてきます。ここから少し歩きます。
左手に櫓跡のような高さ3メートルくらいの石垣がありした。その石垣から天守を見てみた写真です。
『二ノ丸』
これは二ノ丸跡の写真です。天守へ行く道とは別の道から行けます。
天守の途中にある石垣です。打ち込みハギでしょうか?実際に見た印象は、かなり表面が滑らかで、打ち込みハギと切り込みハギの中間のような印象を受けました。もう、この辺で鳥肌モンです!
よいよ見えました!巨石の上の展望台です!本来ならココに天守が建ててあったんですねー!興奮となんでわざわざこんな所に建てたかな〜と思いながら眺めてましたね。
コレが展望台からの眺めです。
この時は天気が良くてよかった!恵那山まで綺麗に見えました。この眺めだと、敵の動きもよく見えたと思いますよ。昔の人は現代人より視力も良かったでしょうから。
『馬洗岩』
展望台のすぐ下にある巨石ですが、『馬洗岩』といって、名前の由来は、かつて苗木城が敵に攻められ、敵に水の手を切られた時、この岩の上に馬を乗せ、米にて馬を洗い、水が豊富であるかのように敵を欺いたことから付けられたといわれているます。
この他に馬洗岩クラスの巨石がゴロゴロしてます。雨の日、雪の日は滑るから大変だったと思います。見ていてつくづく思うのが、よくも崩れないでその場に止まっているのが不思議で仕方ない。
巨石の下から写真を撮ろうとも思わなかった。崩れたらひとたまりもない!
他にも天守の周りを一周できる道もあるようでした。次に来た時は完全攻略したいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。