ばたの『ごちゃまぜ畑』
~歴史の色、花々の詩:ごちゃまぜ畑の日常風景~
警備員

警備員へ転職を考えている人、必見!警備員17年目の本音

こんにちは、ばたチャンです。
 

もし転職の候補に警備員を挙げている人がいるなら、ハッキリ言って警備員はやめた方がいいです。

警備員をやりたいという人なら別なのですが、他に候補があるならそちらを選ぶ方が良いのではないかと…それはなぜかというと

例えば皆さんがもっている警備員のイメージはどうですか?ただ立っているだけ、店内をウロウロしているだけ、道で旗を振ってるだけと思っているでしょうが、それは見た目で現実は違います。そもそも警備員とは…・

1号警備業務(施設警備)

企業や百貨店、病院など主に施設の中で見回りをする仕事です。業務内容は主に3つに分かれ、定期的に施設内を巡回し、不審者や危険物がないかチェックする巡回警備、施設に常駐して来訪者や車の出入りを管理する常駐警備、防犯カメラなどのセキュリティー機器を用いて施設内を監視する機械警備があります。

・2号警備業務(雑踏警備)

道路工事や土木工事、お祭りといったイベントなど、トラブルが発生しやすい現場において交通誘導を行い、事故を未然に防ぐために通行人や車両を整備します。

・3号警備業務(輸送警備)

現金や貴金属、美術品から危険物まで、依頼人に代わって輸送運搬を行う業務です。警備の態勢としては2種類あり、対象物が出入りする時と運搬中の時に付き添います。盗難や事故のリスクが極めて高いため、状況判断能力と瞬発力が求められます。

・4警備業務(身辺業務)

政治家や芸能人といった著名人から一般市民まで、対象者を危険な状況にさらされないように、身の安全を守る仕事です。ドラマや映画でも見かけるボディーガードは、これに該当します。4つの内で私は1号警備業務(施設警備)しか経験してけません。

あと見た目でいうと警察官のような格好をしてますが、警備業法には下記のように記されてます。

警備業法第15条より警備業者及び警備員は、 警備業務を行うに当たつては、 この法律により特別に権限を与えられているものでないことに留意するとともに、他人の権利及び自由を侵害し、 又は個人若しくは団体の正当な活動に干渉してはならない。

というように制服を着ているだけの普通の一般市民と同じで特別な権限はありません。それなのに業務上、ナイフ等凶器を持っている者に対して身をもって制しないといけない職業です。(特殊警戒棒もありますが施設内の警備隊員数によって携帯しない場合もあります)だからといってメリットもないこともないです。

警備員のメリット、デメリット

メリットととして、基本定年がない。一応60歳が定年なのですが、定年後も1年契約65歳過ぎると半年契約と70歳まではそのまま働けるというメリットもあります。『そこまで働きたくないわ!』って人は別ですが。ハッキリ言ってメリットはこれくらい。

デメリットは、給料が安い(ちなみに定年過ぎるとその都道府県の最低賃金になります)給料が安い割に危険がいっぱい!。動かないから体が硬くなる。硬くなるから不健康になる。不健康なから病気になりやすい。病気になって入院でもしたら4ヶ月入院で強制退職(自主退職にさせられる)。どれだけ儲けても会社の上役が吸い取って現場の隊員には影響なし。あとなんだろう…

ですから、初めに書いたように、警備員に憧れてやりたい人か、よっぽど他に仕事がなくて仕方ないという人、それ以外の人は他を探した方が良いです。参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

ABOUT ME
ばた
警備員してます50代のiPhone写真家・華道家です。ブログのほかTwitter、Instagramなどで世界中に笑顔を増やすために試行錯誤してます。#Twitter #Instagram #池坊